リスニング試験の特徴と攻略法について紹介していきます。 リスニング試験は大きく4つのパートに分けられております。
・写真描写問題
・応答問題
・会話問題
・説明文問題
の4つです。それぞれ個別に特徴を説明していきましょう
10問で構成されています。提示された写真についてごく短い文章が4つ、放送されます。それらは写真の内容を表しており、適切なものを選択します。短い文章ですので聞き逃しがないように集中して聞き取ることが重要です。また、ポイントとして「受 け身」を挙げることができるでしょう。写真への短い説明文という特徴によるものかもしれませんが、受け身の進行形や受け身の現在完了形の表現が多くなります。
30問で構成されています。放送で短い質問や発言があり、それに対する応答として適切なものを回答より選択します。 中学高校大学受験等の英語と異なる特徴としては、質問に対して質問で応答するというケースが想定されていることです。 実際の会話コミュニケーションにより近い形式で設問が並んでいるため、発言に対する答えや文法上の正確さよりも、発言の文脈を理解し、適切な文脈で応答できる理解力が求められるでしょう。
30問で構成されます。二人の人物の会話を聞いて、質問から適切な回答を選択します。長めの会話になるため、リスニングが得意でない人はすべてを聞いて理解することは難しいかもしれません。 このような長めの会話設問には、キーポイントとなる数字や単語が存在することが多く、先に設問に目を通しておくことで会話の内容を先回りして把握することができます。 おさえるべき要点をおさえた上で聞き取りをおこなえば、会話のすべてを把握できなくても正解を選ぶことは十分に可能になります。
30問で構成されています。ポイントは会話問題と同様に、先に設問に目を通しておくことです。問題の違いはこちらは一人による説明文の読み上げです。館内放送や広告宣伝のような文言が並びますので、新聞雑誌やアナウンスなどの一般的な媒体表現に慣れ親しんでおくことをおすすめします。